#18 ダニエル・カールじゃないんだから
■10/17(Mon) 晴れ 28℃
先生の紹介をします。
うちのクラスの先生はハンガリー出身の44歳男性です。
中肉中背、五分刈り、髪の色はやや白く、瞳の色は青、メガネ。
鼻、顎、耳、全体的に先端のパーツがやや尖っています。
いつからかは知らないけど、ケアンズ在住で、家族4人暮らし。
色々な国での滞在を経験し20年以上英語で暮らしています。
文学や歴史に造詣が深く、優しく穏やかでユーモアに溢れた人です。
声も発音もきれいで、非常にわかりやすい授業をしてくれます。
留学すると周りの人に言うと、まずはじめに聞かれるのが
「どこ行くの?」
オーストラリアだよと答えると、大体
「なんでオーストラリアなの?訛ってるって言うよね」
と返されることが多かった。言うよね〜
「別のとこにすれば」とまで言われたこともあった。
ナンデヤネンイッタコトアンノカワレヨケイナオセワジャ
訛りがひどいというイメージが私の中で全くなかったので、
いつも「え、知らん。そうなん?」って感じだった。
語学学校なんです。標準語の英語を教えてくれるんです。
たまに方言独特のアクセントや単語を教えてくれることはあっても、
授業中は最初から最後までもちろん標準語です。
私の担任のように、外国出身の先生もいっぱいいる。
皆それぞれのキャリアの中で標準英語を習得してきてる。
訛りを学ぶために行く(来た)んじゃないのよ私。
「訛ってるって言うよね」
そりゃそうだよ。当たり前田さんだよ。
一歩外に出れば現地人たちの世界だもん、訛ってる人もいる。
ひどく訛ってる人もいる。特に爺とか婆とか。日本でもそうでしょ。
でも大事なのは、訛っていようがいまいが、まずは英語が満足に使えるようになることなの。
ダニエルカールじゃないんだからって例にあげたけど、
彼もまずは標準日本語をマスターしてから山形弁を習得したようです。
最初から山形弁だったわけじゃなくて、長い年月かけて徐々にあのキャラが構築されていったってウィキペディアに書いてあったよ。
思ってたより若くてびっくりした。勝手にすごいおじいさんな気がしてた。
多分あの森を守る人と混同してる。
とにかく、うちの学校では方言英語になる心配は殆どないと思います。
よその学校のことは知らん。学校行ってないワーホリの人はもっと知らん。
でも「オーストラリアに留学する」と「ひどく訛った英語が身につく」は
必ずしもイコールにならないことだけお伝えしておきたいと思います。
宜しくお願いします。
あとこれ、ズンバの先生の写真です。
宜しくお願いします。
YEAH!