かなぺりー碇泊記 in Perth

ケアンズでの留学を経て西オーストラリアでのワーホリ中。かなぺりーの日々のコヱ

#146 ブリスベン-番外編その2

◼︎3/6(Mon)

 

お世話を買って出てくれたこの女性、拾わっていただいた身としてはこんなこと言える筋合いではないけど、色んな意味でちょっとアレな人だったことが後々判明する。多分彼女もそれなりにテンパってたんだと思うけど…

 

明日のチケットを予約した直後、カウンターに財布置き忘れた!と言って急いで戻ったらそこには無く、もう一回カバンを探したら普通に入ってた。とか

 

なんかイベント探しに行こうと言いだし、私が持ってた新聞のイベント欄を見て速攻でなんか選んで、電車乗ったあとに違う州のイベントだということに気づき無駄足を食う。とか

 

公園でやってた中国人大学生のバーベキューに参加してみよ!と言って列に並んだあとにやっぱちょっと違うかなあと言ってやめたり、かと思えば今度はニューギニア人の集いを見て割って入って、ちょっと話聞いてやっぱなんか違う、と戻ってきたり…
そして急に疲れたと言って芝生に寝転んでヨガを始めたり

 

たまたま通りがかった子ども用のトロッコ列車に乗ろう乗ろうと大騒ぎし、乗車中にパンを食べてスタッフに「食事は禁止ですよ」と窘められたり

 

ショッピングがしたいわあ、あれとこれを買うの!せっかくの延長だし、観光しなくちゃ観光!と再三言うので商店街に入ったものの、やっぱお金の無駄遣いよね!と一蹴したり

 

街角で急に「着替えたい」と言いだし、昨日コンサートに着て行ったという手作りの衣装をカバンから徐に出し、長らく周りの様子を伺うも、恥ずかしくなったのかやっぱりいいや!と諦めたり

 

大変ご苦労をされた身の上話から、人生の教訓や幸福論、街頭演説をいかに迷惑に思うか(?)について語りはじめたかと思いきや、脈絡もなく私アカペラやってるの!と電車のなかで「月がとっても青いから」を披露されたり…しかも別に大して上手くな…ゲフンゴホン
そのあともことあるごとに突然歌い出すからそのたびに反応に困った。

 

これらはほんのごく一部なんだけど、とにかく一直線&猛スピード&急カーブな人で、「この時間は一体…」と思ってしまう瞬間が終始続いており、ただでさえイレギュラーな状況で心の整理ができてないのに、この人のめくるめく言動にいっぱいいっぱい。
この人が今は唯一の頼りなの分かってるけど、一緒に移動するのを思わず憚るほどのキャラだった。

 

気力も体力も尽き憔悴しはじめた頃、無事お友達のお宅へ到着。大変フレンドリーでウェルカムな良い方だったんだけど、このお友達もなかなかどうしてな人だった。

この女性とお友達、ゴスペルのイベントで知り合ったそうで、どちらも敬虔なクリスチャン。無論2人はその話で盛り上がり、私は蚊帳の外と思いきや、ちょっとだけ紹介するよと旧約聖書の解説が始まった。早い話が宗教勧誘である。

 

なんか一生懸命話してくれてるんだけど、英語だし、疲れてるし、全然頭に入ってこない。この本のここの部分の文章が素晴らしいから読んでみて、と言われたけど、もう全っ然読めない。なんせつかれてるから。
挙句「これは私が30年使っている聖書なんだけど、もし君が興味があるならあげるよ」とまで言われる。
いやいらんし。重いし。まじ荷物。
てかそんな大事な本、見知らぬ旅人にあげちゃだめよ。とっときなさいよ。だめよ。

 

そんで奇天烈おばさん(言い方)が理解力の乏しい私にいちいち日本語で解説してくれるんだけど、要所要所で「あれほら」とか「なんだっけな」とか「まあそんな感じ」とか言うから説得力が皆無。イエスの家族の話とかも田舎の親戚の話をしてる風にしか思えないし、その内そっちが先に飽きて「さ、歯磨きして寝る支度!」と強制終了。大丈夫かこの人ほんとに…

 

でも寝る前に私のために2人が神に祈ってくれた。今後二度とこんなことないだろうから大人しく祈られた。ダイニングテーブルに3人、手を取り合って。宇宙人でも呼ぶのかな?と目を閉じながら笑いをこらえるのに必死だった。生まれて初めて適切な場面でアーメンて言ったわ。でもどちらかといえばアーメンよりラーメン派なんで私…

 

疲れた。とにかく疲れた半日だった。
でも何も文句言えなかった。書いてるけど。笑
今日もわざわざ空港まで車で送ってくれたし、そこはほんとに感謝せざるを得ない。
なんとお礼していいか分からないけど、とりあえずお二人に幸あれ、合掌。南無阿弥陀。 違うか。

 

昨日、そして今日、とにかく謎の出会いと時間でした。帰ったら速攻宿題やって寝る。寝不足でつらい。早く帰りてえ。