かなぺりー碇泊記

かなぺりーによる海外生活と旅行のネタ帳

#85 ひとりでできるからまじで

曇り 15℃

 

今日は気が向いてバナナパイを焼いてみた。

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IHヒーターを使う前に、いちいちブロッサムの許可を得ないといけないのがうちのルール。無視して使うとおばあブチ切れる。「カスタードクリーム作るからつけて〜」とお願いしたら「何に使うの」から始まり、作ったことあるのか、ゆっくりやらないと顔にはねる、ヤケドする、カスタードクリームは甘いのか、甘くないとまずいぞ、絶えず混ぜ続けろ、この部分は熱いヤケドする、ボタンは触るな、危ない、砂糖は入れたか等々、終始横でギャーピーギャーピー…各セリフをそれぞれ最低4回以上繰り返し聞かされる。一旦気になったら芋づる式にどんどん他のことが気になるタイプ。しかも教えたがりなのでめんどくさい。……

「だー!もおおお!うるせー!電源だけつけてくれるだけでいいんだよ!黙ってパソコンでもいじってろ!やりにくいからどっか行け!」と頭の中でブロッサムを卓袱台に乗せてハンマー投げの要領で吹っ飛ばす想像をしつつ、うすら笑顔で生返事。しかもひとつ作業が終わるたびにヒーターの電源消されるからほんと迷惑。え、まだ使うんですけど。そして甘いかどうか味見をしろとぴーぴーうるさい。こんなアッツアツのカスタード今味見たら上顎べろべろになるわ!罰ゲームか!ほんとはあんたが味見たいだけなのに遠回しに「うん、甘いよ。ほら、ちょっと食べてみる?」を期待するのやめい!なあ頼む。お願いだからほっといて。言われなくてもわかってるから。1人でやらせて。出掛けてきて。急に得意げに先生風吹かせるのやめて。ただ鍋を火にかけるだけなのに多量のストレス摂取で血圧あがるわ。最後までやいのやいの×100うるさかった。なぜか「私が見ていてあげたおかげで上手くいったね」アピールをしてくるのもうざい。押し付けがすごい。この家では人は育たねえな、とつくづく実感する。

午後からルーが来た。パイ美味しい、上手ねって褒めてくれた。そういえばこないだはエクボまで褒めてくれた。いつも必ずどこか褒めてくれて嬉しい。来週からイタリアに1ヶ月帰るとのことで、今日が彼女と会えるの最後だった。いつも優しくてひょうきんで面倒見がよくて大好きだった。お手紙とチョコレートあげた。また会おうね、外で。

15時すぎにまゆみちゃんとシティビーチに行った。マーガレットリバーのファーム情報を中心に、暮らしや必需品、レジャー、コミュニティや町のことなど色んな話をビール片手に3時間。まゆみちゃんはええ子や。面白くて癒される。

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お店かわいい。

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また2週間したら現地で会える。楽しみにしている。