かなぺりー碇泊記 in Perth

ケアンズでの留学を経て西オーストラリアでのワーホリ中。かなぺりーの日々のコヱ

#89 経験者は静かに語る

雨 15℃

 

今日は庭師のステファンが2ヶ月ぶりくらいに来た。多分同い年くらい、フランス出身、ワーホリ経由しつつ今は学生をやってて、かれこれ6年オーストラリアにいるそうです。着ていたトレーナーに「黄金の割」という意味の分からない日本語が書いてあった。どういう意味か聞かれて「えー?Rate of Gold?かな?」と言ったら「意味がわからない」と言われた。うん、意味がわからないね。

ついこないだまで日本に旅行に行ってたというので写真を見せてもらったら、真っ赤な女性用の着物を着て記念撮影してた。曰く、男性用は黒や茶色やベージュなど地味な色しかなくて、デザインや刺繍も少ないのでつまらないと思ったとのこと。なんの抵抗もなく「やっぱ目立つし柄も派手だし、赤かな!女性用?あっそう。別に気にしないからいい」と着ちゃう辺り発想が自由でよろしい。着付けもまあまあひどかったけど、着物に対する興味と評価は非常に高く、何より楽しんで着ているのでまあいいでしょう。ちなみに6万円で購入もしたらしい。温泉に行ったとか、山登ったとか、日本をとても満喫できたようでこちらもなんとなく嬉しい気分。

アイスランドにバイクでロードトリップしに行った話もしてくれた。フェリーにバイク積んで、ソロキャンプしつつ2週間巡ったらしい。田舎の景色は最初は新鮮だけどすぐ飽きる、滝とか川とかは確かにすごいけど一回行けば十分かな、と意外に冷めた感想。この人は目的地云々じゃなくてバイクでブンブン走ってるのが楽しいんだなきっと。来年はカナダとアメリカ行くって言ってた。

ファームジョブについては「みかんとサクランボがめっちゃ稼げる。ただし集中力とスピード勝負」とのこと。シーズン11月からだからちょっと早すぎるけど余裕があったらトライしてみたい。ワインヤードはどうかと言ったら「雨の日と風の日がつらい。あと地味」とのこと。しかし今日はずっと雨の中での外仕事だったので「じゃあ今日も寒かったし大変だったね」と言ったら「いや、こんなのただの水だから平気」と飄々としてた。あれ、雨の日と風の日がつらいんじゃねえのか。よくわからん。

媚び諂うこともなく共感を求めるでもなく、淡々と我が道をゆくステファン。ずっと喋ってるとだんだんイラついてくるような気がするけど、経験はあるから頼りがいはありそうだ。とりあえず友達になっとこう。