かなぺりー碇泊記

かなぺりーによる海外生活と旅行のネタ帳

ロードトリップふりかえり/その1

6/16

キャンピングカーを引き取りにバスでパースへ。トヨタのハイトップという、ハイエースの進化版のようなバン。

一番はじめにパースに到着した時に寄ったIGAを偶然見つけ、なんとなくセンチメンタルな気持ちになりながらまずいハンバーガーをほおばる。

挨拶がてらルカ姉の家に行きなんだかんだ長居してしまって日が暮れた。

マーガレットリバーに着いたのは23時ころだった。

6/17

朝からわっせわっせと荷物をバンに積む。昼前にマーガレットリバーに別れを告げていざ出発。まずはカリデールの職場のボスのおうちにご挨拶、またもや意図せず長居してしまいやや遅れをとる。餞別に自家製の特大チリピクルスを頂く。

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ナナップから南下しペムバートンを経て、ウォルポールを過ぎた頃には既に日が暮れて外はまっくら。デンマーク辺りで運転ストレスがMAXに。暗がりの中ほいほい飛び出してくるカンガルーに集中力をすり減らして初日の最終目的地・アルバニーには結局たどりつけず、手前の岬にあるシェリービーチで手を打った。野ウサギがわらわらいた。

慣れない運転と疲労でお互いもぬけの殻、金輪際夜の運転はすまいと固く誓った小雨の夜。

6/18

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小雨の朝。早々に出発しアルバニーで朝食。小さくて古い港町、かわいかった。

数日分の食材を買いエスペランスまで一気に走りながら、ここで初めてこのバンにクルーズコントロールが搭載されていることに気づく。あまりの便利さと楽さに感動を覚え、しばし興奮。ノンストレスでキャラバンパークに到着し、ひといき入れてから街を散策。

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6/19

水と電気を補充してコックルビディまでゆく。ここからしばらく「なにもない」。なにものないのでガソリンが高い。なにもないので星が息をのむほど綺麗。なにもないので驚くほど静か。無料のキャンプ場で焚火をしてから寝る。

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6/20

ヌラーバーに向けて走る。天気がよくて気持ちがいい。ユークラのすぐあとに州の境界を越え、南オーストラリアに突入。ロードハウスにはたくさんのキャンピングカーやトラックが立ち寄りなんにもないのにここだけ忙しい。なんとも奇妙な光景ではあるが忙しいおかげでカフェもトイレもシャワーも新しくてきれいでほっとする。

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6/21

セドゥナの手前で手荷物検査場があり、アルバニーで買った果物や野菜をほとんど没収されてしまった。フルーツフライという、青果を好むハエを西から南に持ち込ませないという名目での検査である。そういうのがあるのは知っていたけど、予測が甘くて買いすぎていた。没収した人が捨てずに食べてくれることを祈る。

この日はクーンガワのハイウェイ沿いの無料キャンプ場に泊まった。野生のキツネが何度か顔を出し、割と近い位置でくつろいでいた。

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6/22

昼頃到着したポートオーガスタで少し散策した後、気合を入れて一気にアデレードまで走る。久しぶりの「人里感」、もっといえば「シティ」にちょっと気分が上がるが、狭く入り組んだ道路に難儀。キャラバンパークにて久しぶりに洗濯をしてさっぱりする。

 

動画ばかり撮っていてあまりまともに写真を撮っていない。動画も編集できたらここに載せようと思います。

その2へつづく。