かなぺりー碇泊記

かなぺりーによる海外生活と旅行のネタ帳

童心に帰る場所

それはプール。おとといメルボルンスポーツセンターのプールに行ってきました。寒くて寒くて温かいお湯に浸かりたいと騒いでいた冬の終わり、必死に探していたのにどこもかしこも目玉が飛び出るほど高くて行けなくて結局諦めていたSPA。なんとなしに夏だし水着も買ったしプールでも行く?ってなってウェブサイトをみたらなんとSPA付きプールだった。SPAっつーかただの温水ジャグジーだけど。いいんだ。プールにも行きたかったところだ。サウナもあるっていうから。家からチャリで11分てのも素晴らしい。

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入場料は11ドル、入口でリストバンドを付けてもらって、バーコード付きのレシートをピッとやってゲートを通過する。更衣室で着替えてロッカーに荷物を入れるところまでは日本と一緒だけど、違うのは更衣室を通過しないとプールに行けない造りではないので、普通に服着た人もプールのすぐ横をうろうろしていること、スイミングキャップをかぶらなくてもよいこと、プールに入る前のシャワーも別に強制ではないことなどなど…タオルとかもみんなその辺にペッと置いててお気楽だなあと思った。

行ったのが夜7時頃だったのでそれほど混んでなくて快適。ちなみに閉場は10時。都会仕様ですなあ。最初に20分ほどジャグジーでのほほんとし、その後遊泳用のプールでひと遊び、サウナをはさんでまたジャグジー、ほどなくしてウォータースライダー解禁のお知らせがあったので喜び勇んで向かい勢いよく流され、またジャグジー、からのサウナ、シャワーで締めました。ほぼほぼジャグジーにいた。個人的にはもう2、3回サウナ繰り返したかったんだけど、堪え性のないルカ君がすぐに「もういい」と言うので今一つ不完全燃焼。サウナいこうサウナいこううるさいからどんだけ好きなんだと思ったら大したことなかった。サウナは2つあって、普通のサウナと、もうひとつはスチームルーム。スチームの方はユーカリみたいな香りの蒸気が充満していて鼻呼吸が気持ちよかた。普通のサウナも微妙にいい香りがして、あの妙な汗臭さがなくてよい。体臭対策かなあ。ただ、タトゥーごりごりに入ったいかついおっちゃんに「さむいさむい、早くドア閉めろ!」と言われてちょっとヒッ!すんません!ってなったりした。そんなすぐ寒くなるわけないやろが…と思いつつ新参者は黙って様子を見る

ウォータースライダーもよかった。高さは4階建てくらいで、長さは滑り始めから5、6秒で終わるくらいなんだけど、何が面白いって完全にチューブ状になってるから滑り始めて1秒後に真っ暗闇になること。ものすごい速さで不意に右に行ったり左に行ったりするので、どうせ子供だましなんだからクールに滑ってやろうという意気込みも空しくめちゃくちゃに叫んでしまった。いや…これ子供向けじゃなくない?と思う程面白かった。ほんとはもう1回いきたかった。次回は2回、いや時間とアラサーのプライドとモラルが許す限りいこう。

一般利用者の隣のプールは本格的な50mプールと飛び込み台があり、長岡のフェニックスプールを思い出してもらえば大体それと同じような感じ。立派。ちなみに競技用の屋外プールもあるそうで、大きい大会はここで行われる様子です。まあ、そらそうだわな、オーストラリア1、2を争うの大都市にこういう施設がないわけないわな。天気が悪いからってばかにしすぎてた。ごめんな。メルボルンのいいところをひとつまた見直しました。また来ようと思える施設でした。仕事帰りでプールに行って、尚且つ帰りはアルバートパークの池の周りを30分ほどかけて歩いて帰ってきたので、十分にへとへとになりました。この日は死んだように寝れた。