かなぺりー碇泊記

かなぺりーによる海外生活と旅行のネタ帳

映画週間

月曜日はやえちゃんと「万引き家族」@Classic Cinema、昨日はルカと「ボヘミアンラプソディー」@Village Cinemaに行ってきました。

Elsternwickにある映画館は以前から行きたいと思っていたところ。ちょっとレトロな建物でスクリーンも小さめなので、ミニシアター向けの作品や昔の映画を多く上映しているのが特徴。火曜日がサービスデーですが、会員になるとチケット割引をはじめ木曜日はワインが4ドルで飲める、近辺のエリアで提携している飲食店で割引がうけられるなどお得な特典満載。映画館のすぐ隣が雰囲気のあるバーになっているので、映画の余韻に浸りながら酒を飲むのもなかなか乙だし、映画館の売店でもクラフトビールやワインが飲めるのでほどよく飲んで映画館のフカフカ椅子で映画観ながら居眠りするのも気持ちよさそうです。なんなら映画観なくても普通に酒やコーヒーを飲みに行ける造りになっているのがよい。まんまと会員になっちゃった。

f:id:shironekodow:20190125071339j:plain

f:id:shironekodow:20190125071357j:plain

とにかく酒が豊富

f:id:shironekodow:20190125071347j:plain

監視カメラで映画の中身がちょっと覗けちゃう

万引き家族」の内容に関しては取り立てて述べることもありませんが、おばあちゃんがアキの両親に「上の子はどうされてますか」と聞いて「ええ、オーストラリアで元気にしてるみたいです」と言ったところで会場が静かにザワッとした。おいおい、厄介者の送致先にされちゃったよ、的な。学生?メルボルンかな…ほかの都市かな…はたまたファームジョブで辺鄙な片田舎にいたりして。何年か前に多部未華子ちゃんが出てる「ツインズ」という舞台を見に行ったときに、劇中で日本の海洋汚染による娘の健康被害を心配するお父さんがなんとかして娘をオーストラリアに送ろうとするシーンがあったのを思い出した。どちらもそこまで深い意味はないんだろうけど「目の届く範囲で、でも遠くへやる」という意味でオーストラリアは日本にとって都合のいい国なのかな…?とか思った。パルムドールやらアカデミーやら世界に発信してるとのことですが、各地の変態がこぞって「女子高生観察部屋」に訪れる可能性もあるな、ともすれば風俗業界ももはや外国語対応待ったなし?なんならスタッフも嬢も基礎語学スキル上がって、ゆくゆくはバカでは働けない世界になるかも…と妙な期待を抱かずにいられません。なんの仕事してても国境なんて関係ないもんなあ今の世の中

Village CinemaはPrahranとSouth Yarraの間にあるシネコン。日本のイオンシネマとかとほぼ同じ感じです。こちらもメルマガ会員になっており、今回はたまったポイントを使ってドリンクとポップコーンのレギュラーコンボをゲットしました。公開からだいぶ日がたってるので小さめのシアターでの鑑賞でしたが、それでもまあまあの客入りでにぎわっておりました。毎度のことながら英語字幕などないので、ちょいちょい「笑いどころ」を聞き逃して「アッ、ここ笑うとこだったの!」ってなったけど7割くらいは楽しめたかなあと思います。鑑賞後ルカと感想を述べあい、私は10分に1回「ねえ前歯どうした!?」、30分に1回「猫かわいい」って思ったと言ったらそれは映画の感想ではありませんと言われた。だって難しいじゃんね134分もある映画の感想を観た後すぐまとめて言うのって~。色々思ったことはあったけど134分観てたら最初の5分に感じたことなんて忘れるし。唯一、「ときどき主人公がミロ(ファームで一緒だった変人イタリア人)に似てた」っていうのだけ共感してもらえた。ときどき主人公が鎮座ドープネスに見えることもあったけど、これは言ってもルカには誰のことかさっぱりだろうから言わなかった。家でやんややんや言いながらもう一回観たいと思いました。そしたら私がこの映画を観てどういう捉え方をしてるかが手に取るようにわかるはず。もう一回観ようね。

次はどっちの映画館で、何を観ようかなぁ~