「ホリデー」の部分

こんだけのんびり色々してるくせに何を言ってるんだと思われそうですが、私のワーキングホリデーには「ホリデー」がなかったのです。日本人のサガなのか、初海外生活である学生ビザのときからなんとなく働いていないときの心の据わりがわるく早々にバイトをはじめ、ワーホリ1年目はパースに到着した翌日から仕事、それからまとまった休みといえば一時帰国のときと14日間のロードトリップくらいであとはひたすら仕事仕事仕事仕事、振り返れば2年半ほとんど仕事をしていてオーストラリアをまともに観光してきませんでした。行け行け言われていたシドニーもウルルもタスマニアも行ってない。まあなんつーかそのー、あれか、万年貧乏だからってのもある。とはいえ有名観光地自体そんなに興味がなかったので別に後悔はしていないし、行きたかったバイロンベイとニンビンはそのうちまた旅行で行くつもりにしています。だから何って訳でもないけれど、私は今からがようやくホリデーなんだ、という前置きね。

本当のビザ切れは5月なので感覚的にはまだワーホリ内、でももうオーストラリアはお腹いっぱい…ということで、ホリデーはイタリアで過ごすことにしました。目指すは北部のボローニャ地方。ルカ様様。

始めてロシアのアエロフロートを利用しました。モスクワまで約10時間、乗り換えをしてさらに4時間でボローニャ空港に到着するルートです。チェックインカウンターもCAさんもみんな美人且つ可愛らしくて好印象。

めっちゃ地元通過しててわろた。新潟空港から出ればいいのに！

米だらけ、ここにさらにパンが付いてくる。炭水化物パレードの機内食

モスクワは快晴でした。氷雪で覆われてるイメージだったからなんか意外。乗ってる途中、機内アナウンスで「トイレでたばこの煙が感知されました、なんちゃら航空の法律第〇条に従い、お客様は入国を拒否される場合があります」的な警告が流れて一瞬機内がザワついた以外は特に問題なく運航。空港は導線があまりよくないしWi－Fiも繋がらないし椅子も少ないしで待ち時間がちょっと苦痛だった。本を持ってきといて良かった。モスクワからボローニャは小さい機体で、乗客も少なかったので3列シートをひとりでのびのび使えて、横にもなれたので非常に快適でした。

現地時間の23時頃到着し、ロビーで無事ルカとルカマンマと合流。ルカの危なげな運転で小一時間走りラヴェンナのご自宅へ向かう。長旅の疲れもあり夜も遅かったので昨日は到着後早々に就寝、今日は朝ちょこっと近所を案内してもらいました。でも天気があまりよくないので今日はそんなに詰め込まずのんびり過ごす予定。ルカのおばあちゃんにも挨拶できたし、お友達のグイドがちょこっと遊びに来たりしておかげ様でもう十分楽しい。

カフェではまずマシーンを見ちゃう癖

カプチ～ノ◎

ルカんちのわんころ、ロキ

こぢんまりとしてきれいな街並みです。後日天気のよいときにもう少しちゃんと撮りたい

これから遅めのランチを食べて、あとでまたワインでも飲みに出かけます。ようやく幕を開けたわたしのホリデー。体調に気を付けてゆっくり楽しみたいと思います。