ボローニャ
数週間前ルカに、友達のバチェラーがあるから一緒に行こうとだけ言われ「バチェラー…? あ、たしか結婚式前の独身最後の飲み会のことだっけか」と思い出し出発前にお姉ちゃんにドレスまで借りたのに、当日よくよく聞いたら大学の卒業式のことで、しかも卒業式自体ではなくその後の打ち上げ的なものに参加するだけだった。カジュアルでよかった。まあいい。なんでもいい。郷に入っている今「行こう!」と言われればどこにだってついていく。
ラヴェンナ駅の自動券売機。ボローニャまでは約80㎞、電車で1時間ほどで着く。7ユーロくらいでした。
電車のチケットは売店でも買えます
改札前の機械にチケットを差し込み、日付を印字してもらうシステム
車窓の外を撮ろうと何度も試みるも、ピントが毎回ドアの汚れにフォーカスしてしまい断念。まあ景色は五泉とか阿賀とかあの辺に似た感じです。
友達の大学前の広場を目指して15分くらい歩く
本日の主役、ジャコモ。会ったの2回目だし何を勉強してたのかも知らないけどとりあえず卒業おめでとう!
小一時間くらい広場でとりとめもなくダラダラ話している横で、じゃましないように静かに立っている。こういうときイタリア語で参加できないのは地味につらい。知らないところにただ連れてこられた犬の気分。気を遣って英語で話してくれる人もいるけど、ありがたい反面なんだか申し訳なくて「あ、どうぞどうぞ、こちらはお構いなく、そちらで楽しくやってください」となり結局ぽつねんとしてしまう。まあでもこのうちの何人に再会するかも分からないし、他の人も特に気にしてないみたいだし。今はしょうがない。
主役のヤコブ含め数人の仲間がヴィーガンということで、おすすめのカフェテリアまで遅めのランチを食べに30分ほど歩く。歩かすよね~
大学が集まっているエリアなので若者が多い。
建物の色形と小路はやっぱり風情があってよい
路面バスが走っていました。filo bus
なにやら有名な建物らしいけど用がないので軽やかにスルー
夜も美しそうだな
道に迷う主役
Canapéというお店でした。お皿に好きなだけ盛って、グラム計ってお会計するシステムでした。小学校の給食みたいでした。
食後は近くの公園でゴロゴロ
クイズ大会みたいなこともしてた。陽射しが強すぎたのでわたしは日陰に避難。ひたすら耳を慣らすことに専念。
もっと広くて寝っ転がれる公園に移動しようということになりマルゲリータ庭園へ
チャリンコに乗ったアフリカ系の人がビールを売りにくる。5本で10ユーロ、大味。ミサンガ売りつけようとしてる人も見た。そういえばフランスにもこういう人いっぱいいたなあ、と懐かしい思い出がぶりかえした。
バレーボールでキャッキャ
なんかもうごろごろしてるのを観光しに来たみたいになってる
桜の木を数本発見、七分咲きくらいになっていた。空気が平和だった。
こんな感じで、ボローニャには確かに訪れたけども、同じく「行ったよ!」という人と盛り上がれる旅行ネタは何も獲得してない。イタリア人がいかにゴロゴロするのが好きかについては十分わかった。