フェラーラ訪問
おとといは大したことしてないので特に書くことはありません。
昨日はフェラーラという街に遠足に行きました。8時に起きようとかいって結局いつも通り寝坊して駅まで小走り。フェラーラまでは電車で約1時間、電車代は€6.5くらいでした。
たまたまいい車両に当たって快適。シートも座り心地いいし、コンセントも全席についてる。
エステンセ城というお城がありました。横を通っただけなので中の様子については他の方のブログでどうぞ。
道路の幅とか、スクエアの奥行とか結構広めにとってあってラヴェンナやボローニャより歩きやすい印象がありました。
この街で大学生活を送っているフランチェスコくんと合流しお昼を一緒に食べる
スキアッチャという平たいパンのサンドイッチのお店
パンの外側がカリッカリに焼いてあっておいしい。中身も数十種類あって何にしようか迷う。私は初めてなのでオーソドックスな豚とレタスを勧めてもらい、フランチェスコはサーモンとなんかちょっと甘いチーズ、ルカはロースト野菜とアーティチョークディップにした。小ビール一杯とスパークリングワイン一杯も一緒に飲む。
食後はもちろんジェラート
この日はヨーグルトにしました。チョコレートクリームとミニコーンは無料でつけてくれる。
フランチェスコの学生アパートに潜入。門がすごいかっこいい。建物は600年前くらいに建てられたもので、全体的にものものしい。門を抜けるとすぐ中庭、古い階段をあがってから更にごつめの扉を開けて入る。古くて歴史のある建物の中身をちゃんと住めるようにリノベしてるのがすごい。こんなとこに住めるなんて貴重な経験だな~
建物や場所からの見えない圧を受けたか或いは単純にもともと体調がすぐれなかったか、どちらかは分からないけど、中で立ち話をしてたら急に貧血になってしまった。冷や汗をかきながら入って数分の人様のお宅のトイレに籠城するというハプニング。吐いてはいない、吐「気」だけ。脳貧血自体は年に1,2回あるから少し休めば回復するの自分で分かってるんだけど、一番きつい顔面蒼白のタイミングで英語で脳貧血をうまく表現できなくて困った。ちょっと待って、今外歩けない、コーヒーいらない、何もいらない、お願いだから5分だけ横にならせて、なんで具合悪くなったのって今聞く?私もわからないよ、あとで言うからお願いちょっと今喋らせないでって感じだった。フランチェスコはすごい心配して、お薬いる?とかちょっと部屋で寝とく?とかあれこれ気を回してくれた。ありがとうフランチェスコ。ルカは「大丈夫大丈夫、いけるいける、よし、外歩きにいくよ」とか言ってめっちゃスパルタで、気持ち悪い最中なのにちょっと笑ってしまった。全然心配してねえなてめえおぼえてろよ。
脳貧血は英語で"Cerebral anemia", 起立性低血圧なら"Orthostatic hypotention"…覚えるまで時間かかりそう
ちょっと落ち着いてから結局カフェにはいったけど、何も飲めずしばらく空気。かわいい女の子が元気に映り込んでくれてちょっと元気でる
たまたま入ったおもちゃ屋さんの全然可愛くない犬が、可愛くなさすぎて逆に良い。
店先でシャボン玉を吹くお仕事
本当は夜までいたかったけど、体調もあれだし、フランチェスコもこの日は7時までにラヴェンナに帰省する予定だったので、夕方みんなで一緒に電車で帰った。