かなぺりー碇泊記 in Melbourne

メルボルンでセカンドワーホリ中。かなぺりーの日々のコヱ

片足をつっこむ

昨日初めてコーヒーの個人レッスンを受けてきた。経緯はいろいろ。前々からからやえちゃんに話を聞いていたのに加え、シェアメイトのまゆちゃんもこのレッスンの受講者だったと聞き、さらにその友達も…と気が付けば知り合う人ほとんどがこのレッスンを高く評価していたことがまずひとつ。もうひとつは、メルボルンに来て2か月、未だにゆるく仕事探しを続けているが、フルタイムのローカルジョブの募集といえばバリスタ業がおよそ6割を占める(専門職を除く)。どこの地域も3歩あるけばカフェカフェカフェ。オールラウンダーと呼ばれる所謂フロアスタッフの求人にしても、バリスタの経験もしくは知識がないと爪弾きにされる。メルボルンがカフェとコーヒーの街だということは承知していたが、正直「コーヒーは飲めればなんでもいい」派だし、カフェは休みに行く場所であって働く場所ではないと思っていたので仕事にしようという気はさらさらなかった。しかしここまでバリスタの求人が多い上に、割と就労時間が安定しているところを見ていると、なんだかバリスタであることがメルボルンに住む条件のひとつのように感じてきて(そんなことない)、はたまたなんだか得体のしれない大きな何かに「やってみそ」と言われている気がして…まあこんなところに住む機会もこの先そう多くないだろうし、経験のひとつとして「メルボルンバリスタやってた」が人生の1ページに加わっても面白いかなと。とりあえず月~金、朝から夕方まで稼げれば何でもいいんです。飲食店の夜のシフトがいやなだけなんです。家の近くで時給がいいとこ、って思ったらカフェが手っ取り早いってだけ。そしたらもう挑戦してみるしかないってだけ。

というわけで、お世話になるのがメルボルンバリスタ/焙煎士として働いている日本人女性の先生。自宅と勤め先のカフェで迷える子羊たちに技術と知識と仕事を与えている。今月と来月数回受講しつつ来月は色んなところでトライアルを受ける予定ですと伝えると、お、ではかなり急ぎ足で覚えていかないといけないですね、と先生。気合が入った先生の目から「やるわよ」という覚悟が伝わってきて、それまで「わあ~たのしそう~」とヘラヘラしてたのに急にぎゅっと緊張しはじめた。昨日はエスプレッソの抽出、グラインダーの調整、ミルクスチーム、ラテの作り方などコーヒーづくりの基本を教えてもらった。

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自宅用だけど本格的

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先生が手を添えて一緒に作ってくれたお手本

感想は、思ったより数学的、思ったより専門的、思ったよりお豆ちゃんたち繊細なのね。って感じでした。そしてやはり経験と反復練習がものを言う世界だな、と。先生は「どこでも通用できるように、一番厳しい基準で最初から教えています。もちろん店によって重要視するポイントは違うし、ここまでコーヒーに力を入れてない店もあるから、どういう店で働くかは本人次第。必ずしも一流の店で働けと言っているわけではない。ただ、知ってると知ってないとじゃ雲泥の差。知らなくていいことはない」と言っていて確かに…と納得。正直「うわ、これはちょっとハードルが高いぞ…」って思う瞬間もあったけど、同時にからっきしの初心者が一からこのレベルで教えてもらえるってとても貴重でありがたいことなんだなとも思った。先生すごい。ありがとう。

終わったあとやえちゃんに早速メールし、初めて作ったお粗末なラテを見てもらった。

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ハート、ちんまい!

やえちゃんは子供の絵を褒めるお母さんみたいにすごい褒めてくれて嬉しかった。改めて、この機会を最初に提供してくれたやえちゃんに心から感謝。しっかしあんな難しいことを毎日やってるなんてバリスタの皆さんすげーな。大したもんだ。たった2時間の受講でバリスタに対する印象が変わった。非常に刺激になりました。とはいえ「飲めりゃいいの飲めりゃ」「味の違いワカランし」「ちょっとぐらいまずくてもお店が居心地良かったらそれもまた良し」という私もまだ何パーセントか存在しているのでそれが今後どう変化するかは乞うご期待。再来週はやえちゃんと一緒にグループレッスンを受講する予定。楽しみだなあ~