#260 おばあちゃん

晴れ 26℃

今日はなんだか一日中頭が痛かった。帰宅後お母さんからメールで、今朝5時頃おばあちゃんが逝去したとの報せを受けた。享年92歳。ここ数年入退院を繰り返していて、最後に見舞ったのは去年の5月の頭頃、こっちにきてからはテレビ電話を1、2回した程度だった。今度の5月にまたお見舞いに来るからねって約束したけど、残念ながら間に合わなかった。いま、幼い頃からの記憶を辿っておばあちゃんのことを思い出している。
・漬物と佃煮がうまい
・手先が器用
・手芸に長けてる
・絵がうまい
・書道がうまい
・お茶淹れるのがうまい
・あまりベタベタしない
・ジャニーズに詳しい
・社交的
・ちょっとわがまま
・ちょっといやみ
・お出かけ好き
・愛着表現が下手
晩年は身体や気持ちが思うように動かない苛立ちからか、卑屈になったりすることも多かったけど、それを見越しても、覚えてる限り私に対してはいつも笑顔で気持ちの若々しい人だったと思う。怒られたことないし、私の絵や字や手芸作品をよく褒めてくれた。今もときどき無性に何か手仕事に打ち込みたくなる辺り、おばあちゃんの血はたしかに受け継いでいる。ありがとうおばあちゃん。すぐ会いにいけなくてごめんね。長い間お疲れ様でした。なんて、こんな少しの文章でさえ、書き始めてからもう1時間は経つ。色んなこと思い出したり考えたりしてたら涙が止まらなくて全然すすまない。今夜は、いやしばらくはおばあちゃんを想って静かに喪に服すことにする。
おばあちゃんありがとう、またね。